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3D SCAN・撮影について

3D SCAN

撮影

Artec EVA             Microsoft Kinect

(高精度)                   (低精度)

 

3Dスキャンに使用する機材

ターンテーブル

 撮影手順と注意事項

  撮影手順は、被写体がターンテーブルに乗ってポーズをきめていただくだけです。ターンテーブルがゆっくり回転する間、3Dスキャナやカメラをかざして撮影していきます。

  3D撮影方法には、3Dスキャナを使用する方法と一眼レフカメラで連続写真を撮影する方法の2種類がありますが、かもんどりーむでは2つの方法を用いることが可能です。

  どちらの方法で撮影するにしても、共通するいくつかの注意点があります。

 

(1) 動かないこと

   撮影には上半身だけで1~2分程度、全身には3~5分程度かかります。この間、じっとしていただくことが撮影品質の向上に必要なことです。じっとしていないと、品質が劣化してしまうばかりか、最悪の場合はモデルそのものが生成できません。小さなお子様の場合は、ご自宅であらかじめじっとする練習をしておくことをお勧めいたします。なお、赤ちゃんの場合は寝ている間に撮影することができるので、お母さんが抱っこしたスタイルで撮影すると記録に残すことができます。

 

(2)死角のない姿勢であること

   スキャナや写真は被写体の外部の離れた場所から撮影しますので、内側に入り込んだ部分を撮影することが苦手です。(例 口の中、帽子のつばの内側、手をかざした時の内側、脇の下等 )

  従って、特殊な姿勢で撮影することは撮影品質の面からも、フィギュア製作の面からも推奨しません。結局、形状や色の情報が不足することになるので、フィギュア化した際に、絵の具を使って補正することになり、色ムラなどの原因につながります。

 

(3)髪の毛はまとめると品質が向上

   3Dスキャナは高精度ではあるのですが、細くて、まとまりのない髪の毛やメガネフレーム等はさすがに認識してくれません。まとまりのある髪型であれば認識する可能性が高まります(MODELS参照)。高精度のスキャナで髪の毛を認識してくれない場合は、別の低制度スキャナで補って撮影します。

 

(4)光沢・反射・透過のあるものは苦手

  鏡、ガラス、ステンレスなどの反射・透過する物体は、形状・色情報を適切に拾ってくれません(反射した角度によって模様が異なるので)。金属でも表面に艶消し加工が施されてあるものはスキャン可能です。また、ネックレスや指輪などのごく小さいものを身につけるくらいでしたら影響は小さいでしょう。

2 撮影したデータについて

   

 

  3Dスキャン・撮影した後は、編集して3Dデータに仕上げていきます。この過程で被写体そのもののの形状モデルと、形状モデルに色情報(テクスチャ)を貼り付けたテクスチャモデルを生成します。テクスチャは形状モデルに貼り付ける色情報のことで、スキャナが一定間隔で撮影しているデジタル画像をもとにして生成しています。このテクスチャを形状モデルに貼り付けたテクスチャモデルはフルカラーのフィギュアを作る際に必要となるものです。

3  3D PDFデータについて

影有り           影なし

   テクスチャモデルはご自分のパソコン等で確認することもできます。それを可能にするのが3D PDFデータです。フィギュアを作るためだけではなく、撮影の結果として3D PDFデータ(税抜3,000円)をお求めになることをお勧めしております。3Dモデルは非常に高精細な色情報で構成されていますので、体全体を通して高精度に再現してくれます。これを使って、いろいろアングルを変えて生前遺影等を製作することも可能です。写真ではフレキシブルにアングルを変えたりすることができませんし、解像度もそれなりなので、3Dモデルを製作することをおすすめします。PDFを見るためのソフトウェアはAdobe Readerですがこのソフトはほぼすべてのパソコンにインストールされているので、どなたでもご利用いただけると思います。

  なお、3D PDFデータの見え方は、左画像に示す『影なし』の方になります。

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